本気で戦争を止めよう!
学生・青年は12.13反戦集会・デモに集まろう!
米日の中国侵略戦争阻止を
ウクライナ戦争の泥沼化、 イスラエルによるガザ虐殺と中東全域への戦争拡大が進む中、アメリカではトランプもハリスも「中国こそ最大の脅威」「中国に勝つ」と叫びながら選挙戦を展開しました。勝利したトランプは要職を対中強硬派で固め、中国侵略戦争を構えています。日本も「自衛隊明記の改憲」「アジア版NATO 創設」「核共有」を掲げる石破が首相に就任し、アメリカと一体となって中国侵略戦争参戦へ突き進んでいます。それは岸田政権が進めてきた日米同盟の大転換、敵基地攻撃能力保有、軍事費2 倍化、米軍・自衛隊の一体化、沖縄・琉球弧の島々のミサイル基地化=軍事要塞化に示されています。9 月には海上自衛隊の護衛艦が初めて台湾海峡を通過し、10 月には自衛隊・米軍約5 万人を動員し、中国を「敵国」と明示した大軍事演習「キーン・ソード25」を行いました。
中国侵略戦争が始まれば、世界戦争・核戦争にまで行き着くことは明らかです。国会内の全勢力は「日本を守れ」と言ってこの戦争に反対しません。今こそ労働者・学生の荒々しい反戦デモを巻き起こし、実力で戦争を止めましょう。
京大学生処分粉砕!大学を「反戦の砦」へ
戦争反対の闘いは自国政府による戦争行為を止めることであり、本気で闘えば必ず「非国民」の烙印を押され弾圧される―古今東西、この本質は世界共通です。
そして、これは大学・キャンパスにおいても同じです。京都大学では2015 年の反戦バリケードストライキに対する報復処分を皮切りに、学生運動弾圧の不当処分が次々と下されてきました。そして今年9 月、京都大学のイスラエル支援、戦争協力を弾劾し闘ってきた学生ら5 人に対する停学処分が下されました。京大当局―日本政府は、反戦で闘う学生を排除し、大学と学生をふたたび戦争に動員しようとしているのです。しかし、私たちは、処分された学生を先頭に多くの学生が団結して、停学=入構禁止処分を実力でぶっ飛ばして闘い続けました。キャンパスから反戦の声を一掃しようとした政府・当局の狙いをこなごなに打ち砕いたのです。
12 月京大学生集会は、学生の処分阻止・撤回を求める集会として2019 年に始まりました。わたしたち同学会再建準備会と全学連は、あらゆる大学で学生の反戦決起を頭から押さえ続けてきた中処分」という弾圧に風穴を開け、大学を中反戦の砦」に作り替える展望を掴みつつあるのです。
学生は反戦の先頭へ
石破政権は、「27 年開戦」に向けて、若者を戦争に動員しようと必死です。自民党の政治家は中戦う覚悟を持て」「国を守れ」と絶叫し、自衛隊は学生に月5 万円の奨学金を出して徴兵しています。しかし、私たちの未来は、支配階級の利益のために他国の人々と殺しあうなかにはありません。戦争を阻止する闘いは、私たち学生・青年の人生のかかった闘いです。
戦争を止める巨万の大衆行動の先頭に立つのは私たち青年・学生です。私たちは、日本全国で戦争を阻止するための戦闘的デモを何度も闘ってきました。「戦争を止めるために一歩も引かない」―この精神と団結こそが、弾圧をはねのけ情勢を動かす力になります。全ての学生は12.13 全国学生反戦集会・デモに結集し、戦争を止める闘いに打って出よう!全国の大学生、留学生、中高生、労働者・市民に結集を呼び掛けます。
会場(クスノキ前)への行き方
・バス「京大正門前」より徒歩5 分
・バス「百万遍」より徒歩8 分
・京阪電車出町柳駅4 番出口より徒歩15 分