10・7パレスチナ蜂起2年新宿反戦デモ

ガザ市への侵攻弾劾!パレスチナ民族抹殺許すな
イスラエル軍は9月9日にガザ市の全住民に退避命令を出した。15日には同市への地上侵攻を開始し、すでに6万 5000人以上を殺したジェノサイドをさらに加速させている。南部の「人道都市」への強制収容を強行し、ガザ市を完全制圧しようというのだ。これに先立ち、米大統領トランプは「最後の警告」として米国の停戦案を受け入れるようハマスを恫喝した。英仏・カナダによるパレスチナ国家承認も、イスラエルとの二国家共存を受け入れさせパレスチナ解放闘争を解体するための動きにほかならない。そもそもイスラエルの建国は70万人以上のパレスチナ人から土地を強奪して行われたもので、イスラエル解体以外に解放の道はないのだ。イスラエルと米・G7の狙いはパレスチナ人民の民族解放闘争を民族の存在ごと抹殺することにある。帝国主義の中東支配のためにガザの住民が飢餓・爆撃・強姦の地獄の苦しみを強制されている現実を一日たりとも許すことはできない。
米日による中国侵略戦争を止めよう
「中国こそ最大の敵」と繰り返してきたトランプは、国防総省を「戦争省」に改称する大統領令に署名した。6月のイラン地下核施設への爆撃は、米国の覇権に敵対する国には先制攻撃・核攻撃をも辞さないことを実践でもって示すものだ。このトランプに全米で怒りが爆発している。移民排斥反対を掲げた6月14日のデモには計500万人以上が参加した。 闘う労働者・学生は州兵とも対峙し、内乱的なデモを巻き起こしている。
日本政府も住民の反対を踏みにじって沖縄・琉球弧でのミサイル基地建設を進め、中国への侵略戦争の発動体制構築を進めている。中国本土を射程に収める長射程ミサイルの配備も今年度から開始される。政府や参政党が氾濫させる差別・排外主義は民衆を戦争に動員するための攻撃にほかならない。自民党総裁選は高市早苗を筆頭に自民党の極右化と戦争突進を競い合う醜悪な争いとなっている。誰が首相になろうとも、資本主義が続く限り戦争は不可避だ。先の参院選では戦争と大軍拡、それが引き起こす生活苦への怒りが自民党に突き付けられ、石破政権を退陣に追い込んだ。この怒りを日本帝国主義打倒の反戦デモに結集しよう。
10・7蜂起に連帯し自国政府打倒の闘いを
イスラエルは建国後も幾度にもわたってパレスチナを侵略し、膨大な難民を生み出してきた。2007 年以降はガザ地区を封鎖して慢性的な欠乏状態に叩き込むとともに、住民を叩き出して入植地を拡大した。その間もイスラエル軍による空爆や地上侵攻が繰り返された。 23年 10月7日のハマスを主力とする武装蜂起は、イスラエル建国以来70年以上にわたる極限的な民族抑圧に対する決死の決起だった。イスラエルを先兵として中東支配を敷いてきたG7ら先進資本主義=帝国主義のもとで生きるわれわれこそ、パレスチナ人民の民族解放・革命戦争を断固支持し、連帯しよう。日本労働者階級の責務は、米国とともに帝国主義体制の一角を占め、虐殺に加担してきた日本政府・国家権力を打倒することだ。パレスチナ人民との「あいまいさのない連帯」を掲げて逮捕を辞さず闘う米国学生とともに、 トランプ政権・自民党新政権を打倒しよう。ガザ大虐殺を終わらせ、米日による中国侵略戦争を止めよう。10・7パレスチナ蜂起2年新宿反戦デモに集まろう!
行動方針
10・7パレスチナ蜂起2年新宿反戦デモ
日時:10月7日(火)午後6時~ アピール開始
場所:新宿駅東口 駅前広場
主催:全日本学生自治会総連合

