【報告】12・27高市打倒反戦デモ
2025年12月27日、全学連が呼びかけた「12・27高市打倒反戦デモ」が東京・京都の同日開催で闘われた。各地の闘争報告を掲載する。
東京
東京では午後1時から新宿でのリレーアピールとデモ行進が50人の結集で闘われた。
この前日、日本帝国主義(日帝)・高市政権は9兆353億円の軍事費を含む予算案を閣議決定した。この日の闘いは大軍拡予算案に直ちに反撃し、「存立危機事態」発言をはじめ中国侵略戦争に突進する高市政権に対して青年・学生・女性の怒りを爆発させるものとなった。
街宣車を連ねた右翼が公安警察と一体で闘争破壊をねらうなか、結集した仲間は隊列を固め断固として新宿駅東口広場に登場した。女子学生が戦闘的アジテーションで反動を蹴散らし、陳悠生副委員長の司会でリレーアピールが開始された。
矢嶋尋委員長が基調を提起した。矢嶋委員長は高市の「存立危機事態」発言を「自衛隊が米軍と共に中国を攻撃して侵略戦争を仕掛けるという宣言だ」と徹底弾劾。「帝国の存立また正に危殆(きたい)に瀕(ひん)せり」として、戦争を激化・拡大させたアジア・太平洋戦争の歴史の繰り返しを許さず、闘う中国・アジア人民と連帯し、日帝・高市の中国侵略戦争を革命的内乱へと転化しようと呼びかけを発した。
基調提起に続いて結集した仲間が次々と決意表明に立った。法政大の小川智志さんは、12月に発表された米国家安全保障戦略(NSS)が米帝国主義・トランプ政権の「世界戦争戦略」であることを暴露し、沖縄・台湾・アジア全土を戦場にたたき込もうとするトランプ・高市を打倒しようと訴えた。続いて留学生からのメッセージを司会が代読した。「全学連がこれからも労働者学生そして在日外国人と肩を並べ、より大きな連帯の中で、平和と人間が人間らしく生きるために道を切り拓いていくことを固く支持します」というメッセージに参加者全体が大きな拍手を送った。西村凌風書記次長が日本の学生としてこれに応え、「違法外国人ゼロ」を掲げる高市を打倒する決意を明らかにした。
カンパアピールでは京大弾圧で不当起訴された2学生奪還のための保釈金カンパが呼びかけられ、街頭を通行する労働者からも多数のカンパが寄せられた。リレーアピールの最後に女性労働者が「全学連の集会に自分のような『シニア』がいる。戦争内閣の高市を倒すためにともに闘う」と決意を表明した。
リレーアピール後は新宿駅を一周するデモが闘われた。年末で人がごった返す新宿で圧倒的注目のもとデモをやり抜き、高市政権打倒の26年決戦に驀進(ばくしん)することを誓い合ってこの日の闘争を終えた。
(全学連書記長・齋藤晴輝)
京都
12月27日、東西統一反戦デモの関西における行動が、京都市街で闘われました。
デモ出発前の打ち合わせでは、はじめに池之端紗衣書記次長が、東西統一の基調提起を読み上げ、差別・排外主義を振りまき戦争に突き進む高市政権との対決を訴えて、「闘う中国・アジア人民と連帯し、日本帝国主義・高市の中国侵略戦争を革命的内乱へと転化しよう」と呼びかけました。
続いて司会の学生が、中国人留学生からの連帯メッセージを読み上げ、日帝の過去の侵略の歴史を見つめなおして、排外主義に反対し、戦争と排外主義のない未来を学生・労働者の力で作ることを訴えました。
24年12月に全学連が開催した「全国学生反戦集会in京大」において、亀井君と神野君が京都大職員の妨害から集会を防衛したことに対して、不当逮捕・起訴をでっち上げられ、京都拘置所にとらわれています。京都大生が、この不当弾圧に抗議し、2人の即時奪還を求めるアピールを行いました。アピールでは、「獄中の仲間とともに弾圧を粉砕して、中国侵略戦争阻止、日帝打倒まで闘おう」と訴えられました。
また、遠方から参加した学生が日帝の戦争突入を弾劾し、2学生の奪還を訴えました。
デモには、約30人が結集し、参加者たちは「中国侵略戦争止めよう」「高市政権打倒しよう」と、元気よくコールをとどろかせました。ここに、中国にルーツをもつ学生が層として参加していたことは重要です。差別・排外主義攻撃にさらされ、入管による弾圧を受けながらも、反戦闘争に決起している彼らとともに連帯して、日帝打倒まで闘い抜く反戦闘争の爆発を勝ち取りましょう。
(京都大学・MN)





