全国から8・6ヒロシマへ!

被爆81年の8・6ヒロシマへ
広島・長崎への原爆投下から間もなく81年。核戦争の惨禍を二度と繰り返させないために、今こそ声を上げ、行動に立ち上がるときです。
原爆という“この世の地獄”を生き延びた被爆者は、原爆症や差別による塗炭の苦しみをその身に負いながら、戦後一貫して「ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな」「核兵器の廃絶を」と声を限りに訴え続け、その叫びは時代と国境を超えて多くの人々に語り継がれていきました。
しかしながら、私たちの生きる世界は今、この被爆者の叫びを踏みにじるかのように、新たな核戦争を引き起こそうとしています。原爆投下を今もなお「正義」と居直るアメリカ政府は、巨額を投じて史上空前の「核兵器近代化計画」を推進し、新たな核戦争の準備を着々と進めています。米軍はこの間、イランの核施設や原発周辺に平然と空爆を行いました。すでに米英の提供した放射能兵器・劣化ウラン弾が使用されているウクライナ戦争、パレスチナ・ガザ地区での虐殺、イランやレバノンでの戦争に続き、この東アジアにおいても新たな戦争の危機が刻一刻と高まっており、全世界の戦火に巻き込む第3次世界大戦はすでに始まっていると言っても過言ではありません。
何より米トランプ政権は、自らが「最大の敵」とみなす世界第2の大国=中国に対して、本格的・全面的な侵略戦争を準備しています。これと一体化して憲法9条破棄、非核三原則の解体、中国内陸部をも射程に入れた長距離ミサイル配備を強行しているのが日本の高市政権です。他方、この米日の圧倒的な軍事力と戦争挑発に対して、中国・習近平政権も核と軍事力で対抗しようとしており、核戦争の“もう一方の推進者”の役割を演じています。
被爆地ヒロシマから全世界に「核戦争絶対阻止!」の声をとどろかせ、核と戦争を推進するすべての政府・支配階級を打ち倒す巨大な闘いを巻き起こしていくことが、今ほど求められているときはありません。
「非核三原則」の解体を許さない
高市首相は、首相就任以前から非核三原則の「持ち込ませず」が「邪魔になる」「削除してほしい」(『国力研究』24年8月)と公然と主張し、安保3文書改定を機に非核三原則を解体し、「核共有」と称する米国製核弾頭の日本国内への配備へ、さらには自衛隊戦闘機による核弾頭の運用へと具体的に踏み込もうとしています。その高市が、8月6日に広島の平和記念式典に出席し、慰霊碑の前に立つことなど断じて許せません。去る6月23日の沖縄全戦没者追悼式では、登壇した高市に対して参列者から「戦争反対!」「憲法守れ!」「(沖縄戦で亡くなった)24万人に謝れ!」と徹底弾劾の声が浴びせられました。沖縄の人々に続き、改憲・戦争に突き進む高市への怒りを広島からもたたきつけなければなりません。
今国会では「国家情報局」設置法、改悪入管法、スパイ防止法をはじめとした治安弾圧の強化が推し進められ、皇室典範の改定や国旗損壊罪の制定を通じて、かつての戦争のように天皇制のもとに全民衆を動員するための攻撃が次々と仕掛けられました。沖縄・辺野古での反基地運動や学校現場での平和教育に対しても、激しいバッシングが扇動されています。広島ではこれに先立って、平和教材から漫画『はだしのゲン』や第五福竜丸の記述が削除され、8月6日朝の原爆ドーム前集会の参加者には「暴力行為等処罰法」違反をでっち上げた弾圧が仕掛けられました。そして一昨年から広島市・松井一實市長は、6日朝の平和公園全域を立入規制とし、それまで毎年原爆ドーム前で数多くの団体や市民が行っていた反戦反核の取り組みを全面的に禁止するという、不当極まる措置を開始したのです。
6日午前0時、原爆ドーム前に結集を!
この大弾圧に対して、私たち全学連を先頭に2年連続で原爆ドーム前での前夜からの座り込みが行われ、ドーム前集会は国家権力・市当局・右翼らの攻撃をはね返して実力でかちとられてきました。ところが、戦争情勢が激化する今、全学連とともに昨年まで原爆ドーム前で座り込みを闘った「8・6ヒロシマ大行動」が、今年の原爆ドーム前の闘いを放棄するに至りました。これに対して、昨年と一昨年のドーム前攻防を最先頭で闘った私たち全学連と労働者の仲間は、今年もこの地平を断固として守り抜き、被爆者・被爆2世・被爆3世と共に終夜座り込み・集会実力防衛の闘いに決起します。そしてここから、この核戦争の切迫する時代に立ち向かう新しい反戦反核の闘いを開始します。広島をはじめ全国の労働者・学生・市民のみなさんへ、原爆ドーム前座り込みに結集し、「被爆81年 反戦・反核・反原発 8・6ヒロシマ行動」に合流して共に闘うことを心から呼びかけます。
■原爆ドーム前封鎖弾劾!終夜座り込み・朝集会
8月6日(木)深夜0時座り込み開始 7時朝集会
■平和式典・高市演説直撃!抗議デモ
■昼集会
14時30分 YMCA国際文化センター2号館・小会議室



