全国学生の大会アピール2

法政大学人間環境学部2年

私は、あの大震災と原発事故が起こってからずっと「私たちが今やるべきことは何か」ということをずっと考えてきました。
3.11で明らかになったことは、私たちが人間として生きられる社会になっているかというと、決してそうではなく、全ては一部の人間達の利権の為の社会であったということです。

その最たるものが原発です。被曝労働、防護服さえもない原発作業員の存在・・・。まさに作業員を使い捨てにすることによってしか成り立たない存在?これが原発です。さらに、学生や地方の就職難をも逆手にとって、「原発がなければ雇用先がないだろう」と声を挙げることそのものを圧殺しています。こうやって、原発に送り込まれているのは、青年労働者であり、非正規労働者です。まさに使い捨ての道具です。
また、原発に反対し、行動に立ちあがろうという学生を就活に縛り付けるあり方。「生活」や「雇用」という言葉で恫喝し学生を押さえつけています。このまま押さえつけられたままでいいだろうか・・・。
「私たちが今やるべきことは何か」?この回答は、「今こそこの現状に対するNO!の声をあげなければならない!」「挙げなきゃ何も変わらない!」ということです。
まさに「脱原発は選択ではなく我々の生存のための必須条件」であると思います。
「変わらない」「しょうがない」という思考の停止はもうやめて、多くの学生に全学連大会に参加してほしいと思います。
全学連大会に参加し、「学生が頑張ってくれると言った。それを信じます」と言ってくれた佐藤さん(子どもを放射能から守る福島ネット)の気持ちにぜひとも答えよう!

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