小城大知氏が公開した「抗議文」に対する声明

小城大知氏が公開した「抗議文」に対する声明

全日本学生自治会総連合 中央執行委員会

2026年1月27日、小城大知氏は、「広島大学映画研究会」名義で、我々に向けたものとされる「広島大学文化サークル連合が所有する印刷機について」と題する「抗議文」を公開した。

我々は、広島大学文化サークル連合が2026年1月29日に発表した声明「『広島大学映画研究会』名義の『抗議文』について」を全面的に支持する。そして、この支持表明をもって、全学連としての「抗議文」に対する正式な回答とする。

以上

以下、広島大学文化サークル連合執行部(小城大知氏を除く)の同意に基づき、同連合の声明の全文を転載する。


2026年1月29日

「広島大学映画研究会」名義の「抗議文」について

広島大学文化サークル連合執行部一同(小城大知氏1名を除く)

 2026年1月27日、広島大学文化サークル連合(文サ連)加盟サークルである広島大学映画研究会(映研)のX(@hunolimetangere)にて、「広島大学文化サークル連合が所有する印刷機について」なる「抗議文」(以下、小城抗議文)が発出されました。この抗議文は文サ連における討議も経ずに発出されたものであり、まったくの事実誤認とデマに基づいた「全学連矢嶋派」を攻撃する意図に満ちたものです。「全国の文化諸団体及び諸大学との連絡を緊密にもち、日本国における文化状況を切り開いていくことを目指す」ことを規約として確認している私たち文サ連としては、発出過程を含む今回の抗議文を全く容認することはできません。

 小城抗議文の問題点は第一に、この抗議文が当会所属団体である「広島大学映画研究会」を名乗ったものでありながら、映画研究会内部での議論がなされることなく出されている点で、虚偽文書であるということです。この抗議文発出をうけ、文サ連執行部から映研会長・小城大知氏以外の複数の映研部員から聞き取りをしたところ、連絡がついた方全員が、小城氏からこの抗議文の発出について何も話されていませんでした。つまり、抗議文の問い合わせ先である、小城氏による独断的な抗議文発出でしかないということです。小城氏による映研の私物化、所属サークル員の無視、サークル自治破壊を断じて許すことはできません。

 第二に、仮にも学生自治団体内部で「発生」している問題について、きちんと討論を経ることすらなくのっけから「法的措置を含む対応」を「明確に通告する」などと警察・裁判所といった司法権力の介入を「解決手段」として振りかざすという、とんでもない学生自治破壊行為を平然とおこなっていることです。
 「法的措置」という文言は、京都大学で京大当局が大学構内で行われる様々な集会を禁圧するための告示で用いられてきたものです。この告示に基づく形で、集会破壊のために警察権力が動員され、学生の不当逮捕が行われてきました。昨年は京大当局の告訴によって延べ9名もの学生が不当に逮捕され、2 名が起訴される事態になっています。なによりその起訴され今なお獄中に囚われている一人は、私たち文サ連の一員としてともに活動した広大生の神野くんであり、小城氏は彼と旧知の友人のはずです。このような現実を経験してきている小城氏が今回のような行為をできる感覚というのは全く信じ難い限りです。「法的措置」を持ち出すことは、警察権力へ運動を売り渡すものであり、学生自治の敵対者であることを宣言するものです。どのような憂き目にあおうとも、自治を守り闘ってきた文サ連として絶対に認められません。
 すでにこのデマと自治破壊に満ちた文書が他大学の自治団体にも散布されていると耳に入ってきております。日々苦闘されている諸団体を流言飛語と混乱にさらす事態をもたらしてしまったことについて文サ連として謝罪し、小城氏に対する厳格な対処を行ってまいりたいと思います。

 第三に、「印刷機が持ちされられている」とされていることの悪質な印象操作性です。
 今年 1 月より、文サ連加盟サークルの部室が集中している広島大学文化サークル棟の一階部分の全面的な改修工事が開始されるにともなって、昨年 12 月中にサークル棟から加盟サークルの物品を退避させる必要がありました。印刷機はその際に退避させたものの一つにすぎません。「持ち去り」や「管理主体に返還」もなにもありません。歴史上、改修工事ということを口実にして、大学当局によって数多くの学生自治団体の居場所が奪われてきました。このことに鑑み、文サ連としても物品の退避に慎重な姿勢をもって議論し対応してきました。小城氏はこうしたことを当然にも知っていながら、驚くべきことに、抗議文では全く触れていません。それは意図的な印象操作としか言いようがありません。

 ちなみに、文サ連以外のサークル団体における物品の退避・復旧については、大学当局が手配した業者が移動・保管することになっていましたが、文サ連に対しては差別的対応がとられ、業者は手配されませんでした。そのため自力で物品の運搬手段であり保管場所を確保する必要がありました。大学当局との緊張感もあるなか、多数のロッカーなど大掛かりな物品の移動にも苦労しながら、何とか 12 月中の退避作業をやり切ったのでした。
 印刷機も含む物品の退避作業を行うことは、小城氏も含む文サ連執行部で確認したことであり、行程等も共有しました。文サ連から事前に説明をうけ、むしろ映研のサークル員に説明するべき立場にあり、退避作業に参加すべきだった小城氏はこの退避作業について責任も負担も引き受けようとしませんでした。その小城氏が、印刷機の「持ち出し」のことだけに異様に関心を持ち、「経緯」「判断主体」「現在の所在」を明らかにせよなどというのは心底あきれ返る態度です。これらの内情を広く公開すべきでないことは、大学当局との緊張関係を考えれば明らかなことであり自治の基本です。それをあろうことか「全学連矢嶋派」に「抗議する」などお門違いにもほどがあります。

 また、文サ連の印刷機は文サ連役員の献身性によって購入・維持されてきました。そのことを意図的に小城氏が忘却し、一般的な公共物であるかのように演出して「抗議」していることも許し難いことです。
 2017年、大学当局が一方的に文サ連を非公認化しそれを理由に、それまで使われていた印刷機をサークル棟から文字通り「持ち去った」ことをうけ、これは文サ連への攻撃にとどまらず大学当局による全学生への権利破壊であるととらえ文サ連は当局と闘ってきました。その中で、一部のサークル員が自己犠牲的に個人的な財布から支出して印刷機を購入し、それを「文サ連の印刷機」として運用してきたのがこの印刷機です。現在の印刷機は非公認化以降2代目のものですがこれも同様です。
 ただし、この印刷機購入費用もサークル棟からの物品の退避に伴う労力も経費も小城氏は一切負担していません。その小城氏が、印刷機の「返還」を主張することがいかに正当性を欠いた破廉恥な振る舞いであるかは良識ある方であればご理解いただけるかと思います。

 小城抗議文がまともに扱う価値のない問題点を数多く抱えていることを明確にした上であわせて、この「印刷機問題」について、文サ連に事実確認もせず、小城氏とともに文サ連や「全学連矢嶋派」への攻撃を繰り返しているXアカウント、「マルクス主義学生同盟・中核派(MSL)(@MSL_1963)」「法大文化連盟(@zinmin1991_)」「かにびーむ(@kanitakayama)」「しじろう(@shijiro___)」らを断罪します
 「MSL」についていえば、投稿サイト note に 1 月 10 日付で「地方大学で活動してきた学生からの石田一派に関するメッセージ」が投稿されていますが、これは「抗議文」と照らせば小城氏の寄稿で間違いありません。これについても今に至るまで、小城氏から文サ連や加盟サークルに対して説明や連絡はありません。内容に対する批判は上述のことで事足りると考え割愛します。抗議文発出に先立ってこの投稿がなされたことは、今回の抗議文が単に小城氏単独のものではなく、この人々が文サ連ごと「全学連矢嶋派」を攻撃するために、「映研」名義の「抗議文」を発出したものだったということは容易に推察できます。このような自治破壊集団を断じて許すことはできません。
 私たち文サ連になんの連絡・確認もせず、大学当局や国家権力との緊張感もなく、広大学生運動に責任をとる気すらなく、上述の X アカウントらは「全学連矢嶋派」が「印刷機を盗んだ」などと繰り返し投稿し、「かにびーむ」に至っては「金ないし、俺もサークル棟から印刷機パクるか…(26 年 1 月 17 日 17:35のポスト)」などと揶揄する投稿をしています。上述したように、当局と闘うためにサークル員が自己犠牲的に印刷機を購入し運動を支えてきた経緯など気にも留めず、文サ連の自治を泥足で踏みにじり侮辱するものです。このような正義感も理性も道義も品性も底なしに堕落したふざけきった人々に、広大学生運動に関わる資格も、学生自治を語る資格もありません。
 「全学連矢嶋派」についていえば、全学連 HP(https://zengakuren.jp/)において昨年9月 21 日および 28 日に声明が発出されています。詳細は声明に譲りますが、革命的共産主義者同盟政治局や革共同関西地方委員会による女性差別を含む暴力的襲撃を受けたということです。革命を掲げる党が女性差別襲撃に手を染め、反戦を闘う2学生が不当に逮捕・起訴されている状況において、国家権力の目の前で京大生をはじめとする学生への襲撃に手を染めたという深刻な問題です。戦慄すべき事態であり断じて許されるものではありません。
 しかし、「法大文化連盟」らは、このように弾劾されていることに向き合うどころか、女性差別襲撃を受けた矢嶋氏に対する悪罵・嘲笑の限りを尽くしてきたことを私たちも見てきました。女性差別を極め、反動学生と何ら変わらない振る舞いを恥じない彼らが、文サ連やその他一切の学生自治・女性解放を闘おうとする団体に、介入しようとすることを金輪際許してはなりません。文サ連は今回の事態をうけ、あらゆる運動体から彼らを排除すべきことを、全広大生と全国学生に訴えます。

以 上


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